痛みの予防方法について

歯みがき

細菌繁殖が活発になる前の食後10分が鍵です。ストロークは小さく、歯磨き粉はブラシの3分の1程度、ブラシ部分は大きいよりも小さいほうがお勧めです。

自分の体質を知る

意外と知られていないのですが、唾液がサラサラしていて量が多い人は虫歯などになりにくいのです。お口の中が渇きやすい方などは一度歯科医の方にご相談されたらいかがでしょうか。

抜けた歯をそのままにしない
抜け落ちた歯をそのままにしておくと周囲の歯、歯肉部がその部分をカバーしようとして無理な形をとろうとして、丈夫なはずの部分までもが弱ってしまいます。

 

口臭のお悩みについて

歯槽膿漏

口臭の原因に占める割合が最も高いのが、この病気です。

口腔乾燥

お口の中が渇乾くと雑菌が増殖して口臭を引き起こす原因となります。

体調が良くないときなどには、舌の表面に白っぽいものが付着することがあります。これも口臭の原因となります。

内臓疾患など

口腔内ではなく、内臓やのど、鼻などの病気が原因の場合もあります。

などがあげられます。それぞれ適切な治療方法がありますのでまず歯科医にご相談ください。

 

顎関節症について

顎関節症とは

最近、特に若い女性に多く見られる、顎の関節・周囲の組織に現れる痛みや障害です。
主な症状には、「口が開かない」「あごが痛い・だるい・開きにくい」「あご関節がカクカクと鳴る」などがあり、原因には、「虫歯」「噛み合わせが悪い」などの理由が挙げられます。

放置は厳禁

顎関節症は痛みが少ないため放置しがちですが、痛みがないからといって放っておくと、「あごが曲がるなど症状が悪化し、外科手術をしなければならない事もあるのでご注意ください。
早期の治療が大切です。

治療期間

症状の軽い方は鎮痛剤で治ることもあります。
しかし、アゴがカクカクと鳴る、またはアゴが開きにくい・開ける事ができないという方は治療が長引く事があり、1~2ヶ月では治りません。特に、噛み合わせのズレや乱れが認められる場合には長期になります。

治療方法

原因となる「虫歯・治療途中の歯の治療」「合わなくなったり磨り減った金属やプラスチックを取り替える」などの対策を施します。横向きの親知らずが原因となる事もありますので、抜歯を必要とするケースもあります。
アゴが鳴る、アゴが開きにくいなどといった症状の場合には、スプリントと呼ばれるマウスピースの装着や歯列矯正を含めた噛み合せの治療を行います。